痒疹(ようしん)とは?強いかゆみを伴う皮膚疾患
痒疹(ようしん)は、強いかゆみを伴う赤いぶつぶつや硬いしこりのような発疹ができる皮膚の病気です。
かゆみが非常に強く、掻くことでさらに症状が悪化し、長期間続くことがあります。
腕や足、背中などに発症することが多く、慢性化すると硬く盛り上がったしこり状の皮疹(結節性痒疹)になることもあります。
痒疹の原因
痒疹は、はっきりした原因が特定できない場合もありますが、次のような要因が関係していると考えられています。
- 虫刺され
- アトピー性皮膚炎
- 乾燥肌
- アレルギー反応
- 強いかゆみによる掻き壊し
- ストレス
また、慢性の痒疹ではかゆみ → 掻く → 皮膚が硬くなる → さらにかゆくなるという悪循環が起こることがあります。
痒疹の診断方法
診断は主に以下をもとに行います。
- 皮膚の状態の診察症状の経過の確認、既往歴やアレルギーの有無、症状経過の確認
必要に応じて、他の皮膚疾患との鑑別のために検査を行う場合もあります。
痒疹の治療方法
痒疹の治療は、かゆみを抑え、炎症を改善することが中心となります。
主な治療法は以下の通りです。
外用薬
- ステロイド外用薬
- かゆみ止めの外用薬
内服薬
- 抗ヒスタミン薬(かゆみを抑える)
症状が強い場合や慢性化している場合には、注射薬などの治療を検討することもあります。
症状や重症度に合わせて治療を行うことが大切です。
日常生活で気を付けること
痒疹は、日常生活の工夫で悪化を防ぐことも重要です。
- できるだけ掻かないようにする
- 皮膚を乾燥させない(保湿を行う)
- 刺激の強い衣類を避ける
- 入浴後は保湿剤を使用する
- 虫刺されを予防する
かゆみが強い場合は、我慢せず早めに皮膚科を受診しましょう。
痒疹でお悩みの方へ
痒疹は、適切な治療を行うことで症状を改善できる皮膚疾患です。
長く続くかゆみや治らない発疹でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。