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毎年つらい花粉症でお悩みの方へ

アレルギー・かゆみ・湿疹

花粉症とは、スギやヒノキ、ブタクサなどの植物の花粉が原因で起こるアレルギー反応のことです。
正式には「季節性アレルギー性鼻炎」と呼ばれ、日本では特に春のスギ花粉症が最も多く見られます。花粉が鼻や目などの粘膜に触れることで、体の免疫システムが過剰に反応し、さまざまな症状を引き起こします。発症時期や重症度は個人差がありますが、毎年同じ季節になると症状が出るのが特徴です。

原因

花粉症の主な原因は、植物の花粉に対する体の「過剰な免疫反応」です。
本来、花粉は人体にとって無害な物質ですが、アレルギー体質の人の体では、花粉が体内に入るとこれを「異物(アレルゲン)」とみなして免疫が過剰に反応します。この反応により、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみといった症状が引き起こされるのが花粉症です。

特に日本では、スギやヒノキの花粉によるアレルギー反応が多く、2〜4月頃に発症する「春の花粉症」が一般的です。地域や季節によってはイネ科・ブタクサ・ヨモギなどの花粉も原因となります。さらに、次のような要因が重なると、花粉症を発症しやすくなるとされています。


主な症状

◇ 鼻の症状(アレルギー性鼻炎)

くしゃみの連発、透明でサラサラした鼻水、鼻づまり

目の症状(アレルギー性結膜炎)

目のかゆみ・ゴロゴロ感、涙目、充血・まぶたの腫れ

その他の症状

のどのかゆみ・違和感、咳(アレルギー性咳嗽)、皮膚のかゆみ・乾燥・湿疹が出ることも、集中力の低下・眠気・倦怠感(鼻づまりや薬の副作用によるもの)


診断・検査

医師による問診・視診・血液検査・皮膚プリックテスト・鼻汁好酸球検査

当院の治療法

花粉症の治療は、症状を抑える対症療法と、体質を改善して根本から治す治療に分けられます。
症状の重さや生活スタイルに合わせて、医師が最適な治療法を組み合わせて提案します。

◇ 薬物療法(対症療法)症状を和らげるための基本的な治療です。

抗ヒスタミン薬(内服)、ロイコトリエン受容体拮抗薬、点鼻薬、点眼薬
 

◇ 舌下免疫療法(根本治療)

原因となる花粉(スギなど)を少量ずつ体に慣らしていくことで、アレルギー反応を軽減し、体質改善を目指す治療法です。

スギ花粉症に効果があり、長期的な改善が期待できます。毎日舌の下に薬を投与し、数年間継続が必要です。安全性が高く、子どもにも使用可能です。

◇ ステロイド注射(根本治療)

花粉症ステロイド注射は、季節性アレルギー性鼻炎の症状(鼻水、くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみなど)を強く抑える目的で行う、長時間作用型ステロイドの筋肉注射です。

抗ヒスタミン薬や点鼻薬で効果が不十分な人や、薬を続けにくい人に用いられることがあります。効果は1回で数週間持続することが多く、即効性がある点が特徴です。

自宅でのケア・注意点

花粉症は、毎日の生活環境と習慣によって症状の重さが大きく左右されます。薬だけに頼らず、花粉との接触をできるだけ避ける生活を心がけることが、症状の軽減につながります。

自宅でできるケア

こまめに洗顔・うがい・手洗いを:外出から帰ったら、すぐに顔や目の周りを洗い、鼻の中も洗浄(鼻うがい)すると付着した花粉を取り除けます。
室内に花粉を持ち込まない:玄関で上着を脱ぎ、衣類の花粉を払ってから室内に入るようにしましょう。空気清浄機の使用もおすすめです。
こまめな掃除と換気の工夫:床・カーテン・布製ソファなどに花粉がたまりやすいため、掃除機・拭き掃除を頻繁に行いましょう。換気は花粉の少ない時間帯(朝・夜)に短時間するのがおすすめです。
加湿で鼻やのどの粘膜を守る:加湿器などを使って室内の湿度を保つと、花粉による刺激をやわらげる効果があります。

◇ 日常生活での注意点

マスク・メガネ・帽子の着用:外出時は、花粉を吸い込まず、目や鼻に触れない工夫が大切です。
洗濯物は室内干しがおすすめ:花粉が飛散する季節は、洗濯物を外に干すと花粉が付着するため注意が必要です。
ストレスや睡眠不足を避ける:体調が悪化すると、アレルギー反応が強く出やすくなります。規則正しい生活リズムを整えましょう。
症状が出る前から薬を開始することが効果的:毎年花粉症がある方は、飛散開始前から予防的に治療を始めることで症状を抑えやすくなります。

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