アレルギー症状でお悩みの方へ
アレルギーについて
アレルギーは、花粉やハウスダスト、食べ物、動物、金属などに対して体の免疫反応が過剰に働くことで起こる症状です。
皮膚のかゆみや発疹、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなど、季節や環境によって症状が現れます。体質や生活習慣が関係しており、大人になってから発症するケースも少なくありません。
当院では、原因の特定から再発予防までを見据えた診療を行っています。
アレルギーの原因
花粉、ダニ、ハウスダスト、食物、薬、動物の毛、金属など、さまざまなアレルゲンが発症の引き金となります。
遺伝的要因に加え、ストレスや生活リズムの乱れ、環境の変化も影響を与えます。免疫のバランスが崩れることで体が過敏に反応し、かゆみや炎症などの症状が出現します。
複数の要因が関係することも多く、早期の検査・対応が重要です。
症状(種類)
代表的な症状は、花粉症、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、アレルギー性鼻炎、食物アレルギー、薬疹、金属アレルギーなど。
皮膚の赤みや湿疹、鼻水、くしゃみ、目の充血など、日常生活に影響を及ぼすこともあります。
重症化すると呼吸困難やアナフィラキシーを引き起こす場合があるため注意が必要です。
繰り返す症状や慢性的な不調を感じた際は、早めの受診をおすすめします。
主な症状
- 強いかゆみ
特に夜間にかゆみが増し、眠れなくなることもあります。 - 乾燥した肌(ドライスキン)
皮膚がカサカサしやすく、粉をふいたような状態になることも。 - 赤みのある湿疹(紅斑)
肌が赤くなり、ぶつぶつ・じゅくじゅく・かさぶたができることもあります。 - かきこわしによる皮膚の厚み(苔癬化)
かゆみで何度もかいてしまうことで、皮膚がごわごわと硬く厚くなることがあります。 - 部位ごとの特徴的な症状
- 乳児:顔や頭、体幹に赤い湿疹
- 小児:ひじやひざの内側、首、手首などに湿疹
- 成人:顔、首、上半身に加え、手指の症状が出やすい
主なアレルゲン(原因物質)
季節性(花粉症)
- スギ(2〜4月)
- ヒノキ(3〜5月)
- イネ科(カモガヤなど・5〜7月)
- ブタクサ・ヨモギ(8〜10月)
通年性
- ハウスダスト・ダニの死骸やフン
- ペットの毛・フケ
- カビ(真菌)
その他
- 職場での粉じんや化学物質
- 特殊な環境(木材粉、ラテックスなど)
体質・生活環境も影響します
- 遺伝的にアレルギー体質(アトピー素因)がある
- 住環境の変化(気密性の高い住宅、エアコン使用などでダニ・ハウスダストが増加)
- 大気汚染や排気ガスなどの刺激物
- ストレスや生活習慣の乱れも症状悪化の要因になります
アレルギーの診断・検査方法
アレルギー性鼻炎の診断は、症状の経過を確認する問診とアレルギーの原因(アレルゲン)を調べる検査を組み合わせて行います。
正確に原因を把握することで、適切な治療や生活改善につなげることができます。
1. 問診・視診
2. アレルギー検査
- 血液検査(特異的IgE抗体検査)
3. 他の疾患との鑑別
- 鼻中隔弯曲、慢性副鼻腔炎、血管運動性鼻炎など、似た症状を起こす病気と区別することも重要です。
必要に応じて耳鼻咽喉科的な内視鏡検査や画像検査を行うこともあります。
当院でのアレルギーに対する治療法
当院では、症状の程度・原因アレルゲン・ライフスタイルに合わせて、以下のような治療を組み合わせて行っています。
症状を和らげるだけでなく、生活の質(QOL)を高め、日常を快適に過ごせるようサポートします。
1. 薬物療法(内服薬・点鼻薬)
2. アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法)。
3. 生活指導・環境整備のアドバイス
- アレルゲンの回避方法(寝具のダニ対策、空気清浄機の活用、花粉シーズンの外出時の工夫など)
- 睡眠・ストレス管理など、症状悪化を防ぐ生活習慣の提案
- 必要に応じてビタミンDなどの栄養サポートをアドバイスする場合もあります。