顔の赤みの原因?毛細血管拡張症とは
毛細血管拡張症とは
毛細血管拡張症とは、皮膚の表面にある毛細血管が広がってしまい、赤みとして目立ってしまう状態のことをいいます。
本来、毛細血管はとても細いため肉眼ではほとんど目立ちません。しかし、さまざまな原因によって血管が拡張したままの状態になると、皮膚の上から赤い線のように見えたり、顔全体が赤く見えたりすることがあります。
特に頬や小鼻の周り、鼻の横などに現れやすく、いわゆる「赤ら顔」の原因の一つとされています。
毛細血管拡張症は見た目の問題として悩まれる方が多く、メイクでも完全に隠しきれないことがあります。症状によっては皮膚科での治療によって改善が期待できます。
原因
毛細血管拡張症はさまざまな要因が関係して起こります。
体質的に血管が拡張しやすい方もいれば、皮膚への刺激や炎症が続くことで毛細血管が広がってしまう場合もあります。
例えば、紫外線によるダメージが長く続くと皮膚の構造が弱くなり、毛細血管が透けて見えやすくなることがあります。また、寒暖差が大きい環境や、強く顔をこするスキンケアなども原因になることがあります。
さらに、酒さと呼ばれる皮膚の病気でも毛細血管拡張が見られることがあります。そのため、赤みが長く続く場合には皮膚科で診断を受けることが大切です。
診断
毛細血管拡張症は、皮膚の状態を視診することで診断されることが多い疾患です。
赤みの出ている部位や広がり方、皮膚の炎症の有無などを確認し、酒さや皮膚炎など他の疾患が関係していないかを判断します。
場合によっては、肌質や赤みの原因をより詳しく確認することで、治療方法を検討していきます。
治療
毛細血管拡張症の治療は、症状の程度や原因によって方法が異なります。
炎症が関係している場合には、まず炎症を抑える外用薬などで皮膚の状態を整えていきます。赤みが目立つ場合には、レーザー治療や光治療によって拡張した血管にアプローチする治療が行われることもあります。
また、皮膚への刺激を減らすスキンケアや紫外線対策を行うことで、症状の悪化を防ぐことも大切です。
赤みが長く続く場合や、見た目が気になる場合には皮膚科で相談することで、症状に合った治療方法を検討することができます。
自宅で気をつけること
毛細血管拡張症の悪化を防ぐためには、日常生活でのスキンケアや生活習慣も大切です。
まず、紫外線は皮膚へのダメージとなり、赤みを悪化させる原因になるため、日焼け止めなどでしっかりと対策することが重要です。
また、洗顔やスキンケアの際に強くこすってしまうと皮膚への刺激となるため、できるだけやさしくケアすることを心がけましょう。
熱いお風呂やサウナ、アルコールなどは血管を拡張させることがあるため、症状が気になる方は注意が必要です。
顔の赤みが続く場合には、自己判断でスキンケアを続けるよりも、皮膚科で原因を確認することで適切な対処につながります。