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顔の赤みの原因とは?皮膚科でできる治療と対策

赤みについて

皮膚に現れる赤みとは、血管の拡張や炎症などによって、皮膚の一部または広範囲が赤く見える状態を指します。

顔や首、手足などの目立つ部位に起こりやすく、見た目の悩みとして気にされる方が多い症状です。

赤みは一時的なもの(炎症・刺激による)と、慢性的に続くもの(毛細血管拡張・酒さなど)に分類されます。
化粧で隠しにくい場合もあり、人前に出るのが恥ずかしい・マスクを手放せないなど、生活の質にも影響します。

自己判断でスキンケアやメイクを繰り返すと、かえって赤みが悪化するケースもあります。「皮膚の表面の問題」だけでなく、「血管・免疫・刺激反応」などさまざまな要因が関与しています。

そのため、適切な診断を受け、症状や原因に応じた治療を選ぶことが大切です。

赤みの原因

皮膚の赤みは、血管の拡張・炎症反応・外部刺激・皮膚のバリア機能の低下などが関係して発生します。

1. 毛細血管の拡張(血管性赤み)

気温差・入浴・飲酒・運動などにより、一時的に毛細血管が開き、皮膚表面が赤く見えることがあります。長期的な拡張が続くと、慢性的な赤ら顔(毛細血管拡張症・酒さ)となることもあります。

2.炎症による赤み(炎症性赤み)

にきび、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎(かぶれ)、乾癬など、皮膚の炎症を伴う疾患によって赤くなるケースです。ヒリヒリ・かゆみ・熱感などを伴うこともあります。

3.外部刺激(化粧品・紫外線・摩擦など)

合わない化粧品や洗顔料、紫外線、マスクの摩擦などの刺激によって皮膚が敏感になり、赤くなることがあります。肌のバリア機能が低下していると、ごくわずかな刺激でも赤くなりやすい状態に。

4.乾燥による赤み

肌が乾燥していると、皮膚表面の保護機能が弱まり、赤みや炎症が起きやすくなります。特に冬場や洗顔のしすぎによる赤みは、保湿不足が原因となるケースが多く見られます。

5.アレルギー反応

花粉やホコリ、食物、薬剤などに対するアレルギーによって赤みやかゆみが出ることがあります。一時的な反応から、慢性的なアトピー体質の赤みまでさまざまです。

症状

赤みのみ(無症候性赤み)

痛みやかゆみなどの不快感がないが、見た目だけが赤い状態。毛細血管拡張症、酒さ初期、皮膚の薄い部位(頬など)によく見られます。

かゆみを伴う赤み

赤みとともに強いかゆみを感じる場合は、アレルギー性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、乾燥性湿疹などが考えられます。

ヒリヒリ・熱感を伴う赤み

「肌が熱い」「ピリピリする」「触れると痛い」などの刺激症状がある場合は、敏感肌・日焼け・化粧品かぶれなどの可能性があります。

 腫れ・むくみを伴う赤み

赤みの範囲がふくらんだり、軽度の腫れを感じることがあります。特に炎症性のにきび、虫刺され、アレルギー反応などに見られます。

ブツブツ・皮むけ・湿疹を伴う赤み

赤みのある部分に小さな丘疹(ぶつぶつ)、皮むけ、かさつき、ジュクジュクが生じることがあります。接触性皮膚炎、乾癬、アトピー、脂漏性皮膚炎などで見られる典型的な症状です。

診断・検査方法

皮膚の「赤み」は、さまざまな原因が関与する症状のため、的確な診断が治療選択において非常に重要です。
当院では医師による問診、視診、画像診断(VISIA)、必要に応じてアレルギー検査、血液検査、皮膚生検があります。

1.塗り薬による治療(保険適用あり)

炎症性赤みに対して:ステロイド外用薬、タクロリムス軟膏、非ステロイド系抗炎症薬
刺激性・アレルギー性赤みに対して:保湿剤、抗ヒスタミン薬の外用

2.内服薬による治療(保険適用あり)

抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬漢方薬

3.スキンケア指導・メディカルコスメの活用

敏感肌用スキンケア製品の選定、赤みに特化した美容成分(ナイアシンアミド、パンテノールなど)、洗顔・保湿の正しい方法で行う

4..生活習慣の見直し(予防とケア)

紫外線対策、アルコールや香辛料の制限、睡眠・ストレス管理


当院の治療方法

皮膚の赤みは、炎症・アレルギー・毛細血管の拡張・乾燥など原因がさまざまであり、治療はその原因に応じて行います。

当院では、肌状態・赤みの種類・生活習慣を総合的に評価し、保険診療・自由診療を組み合わせたオーダーメイド治療をご提案しています。

1.炎症性の赤み(にきび・湿疹・アトピーなど)

ステロイド外用薬、非ステロイド外用薬、タクロリムス軟膏、抗ヒスタミン薬の内服・外用、漢方薬

2.アレルギー・刺激性の赤み

保湿剤、抗アレルギー薬の内服、生活習慣の見直し(化粧品の変更、洗顔・摩擦の見直し)

3. 毛細血管の拡張・酒さ(血管性赤み)

レーザー治療、スキンケア(敏感肌用)による継続的ケア、必要に応じて内服治療

4. 乾燥や敏感肌による赤み

低刺激性スキンケアでの保湿、肌のバリア機能を高める成分(セラミド、パンテノールなど)、洗顔・摩擦などの刺激を避ける生活指導

自宅でのケア・注意点

皮膚の赤みは、日々のスキンケアや生活習慣の工夫で悪化を防ぎ、症状をやわらげることが可能です。以下のポイントを参考に、赤みに優しい生活を心がけましょう。

◇ 自宅でのケア方法

1.保湿を丁寧に行う
  肌のバリア機能を保つために、セラミド・ヒアルロン酸・グリセリンなど保湿成分を含む低刺激の化粧品を使用しましょう。

2.洗顔はやさしく・ぬるま湯で
  こすらず泡で包むように洗い、熱すぎるお湯や刺激の強い洗顔料は避けてください。

3.紫外線対策を毎日行う
  日焼けは赤みの悪化原因です。SPF30程度の日焼け止めを毎日使用し、帽子・日傘も活用しましょう。

4.刺激の少ないスキンケアを選ぶ
  アルコール、香料、ピーリング剤、ビタミンC高濃度などは赤みを悪化させる場合があります。

◇注意点

1.過度なマッサージやパックはNG
 肌に摩擦や負担をかけると、赤みが悪化する恐れがあります。

2.メイクで過剰に隠そうとしない
 コンシーラーの厚塗りや、クレンジングの刺激も赤みの原因となります。

3.体を温めすぎない
 長風呂やサウナは血管を拡張させ、顔の赤みを強くすることがあります。

4.食生活にも注意
 香辛料・アルコール・熱い飲み物は、一時的に赤みを悪化させる可能性があります。

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