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気になる症状がある方へ ― 性感染症について

性病について

性感染症(STD)は、性行為を通じて感染する病気の総称で、皮膚や粘膜に症状が現れるケースが多いため、皮膚科でも診療対象となります。

感染に気づかず放置すると、他人への感染リスクが高まるほか、不妊や重篤な合併症を引き起こすこともあるため、早期の診断と治療が重要です。

原因

性感染症(STD)は、性行為を通じて感染する病気の総称で、皮膚や粘膜に症状が現れるケースが多いため、皮膚科でも診療対象となります。

感染に気づかず放置すると、他人への感染リスクが高まるほか、不妊や重篤な合併症を引き起こすこともあるため、早期の診断と治療が重要です。

主な症状

性感染症は、感染する病原体によってさまざまな症状を引き起こします。特に皮膚や粘膜に現れる症状が多く、痛みやかゆみなどが初期のサインとなることが少なくありません。

● 尖圭コンジローマ

性器や肛門周囲に小さないぼのような突起ができ、次第に数が増えていくのが特徴です。やや柔らかく、カリフラワー状に盛り上がることもありますが、痛みやかゆみは少ないため気づかれにくいこともあります。

● 性器ヘルペス

感染初期には性器やその周辺に水ぶくれや潰瘍ができ、強い痛み・かゆみ・熱感を伴います。再発を繰り返すことが多く、ストレスや疲労時に症状が再燃することもあります。

● 梅毒

初期にはしこり(硬性下疳)や無痛性の潰瘍が性器に現れ、自然に消えることがあります。 しかし放置すると、全身に発疹やリンパ節の腫れが出る「第2期梅毒」へ進行することがあります。

● 毛ジラミ

陰部に強いかゆみを感じ、毛の根元に白い卵や小さな虫が付着しているのが見られることがあります。性的接触だけでなく、タオル・下着の共用でも感染する可能性があります。

診断・検査方法

性感染症は、見た目だけでは診断が難しい場合も多く、正確な検査を行うことが非常に重要です。
症状がなくても感染していることがあるため、パートナーへの感染予防や早期治療のために、医療機関での検査が推奨されます。

当院では医師による問診、視診、皮膚・粘膜の観察、血液検査を行っています。

自宅でのケア・注意点

性感染症は、早期の治療と周囲への感染予防がとても大切です。治療中・治療後も、ご自身とパートナーの健康を守るための正しいセルフケアと生活上の注意が必要です。

自宅でのケア

医師の指示通りに薬を服用・使用する:抗生物質や抗ウイルス薬、外用薬などは途中でやめず、必ず処方通りに使い切ることが重要です。
患部を清潔に保つ:性器や肛門周囲に症状がある場合、ぬるま湯でやさしく洗浄し、こすらないように注意しましょう。

痛みやかゆみがあるときは刺激を避ける:締め付ける下着やナイロン素材の衣類を避け、通気性のよい綿素材などで患部を保護しましょう。

◇日常生活での注意点

性行為は治療が完了するまで控える:治療中の性行為は、相手への感染リスクが非常に高くなるため、完治するまで必ず避けてください
パートナーにも検査・治療をすすめる:性感染症は自覚症状がないまま感染しているケースも多く、2人で治療しなければ再感染を繰り返す恐れがあります。
自分で症状を潰したり触らない:いぼや潰瘍を無理に触ると、症状が悪化したり、別の部位に感染が広がることがあります。
完治後も定期的な検査をおすすめ:性感染症は再発や再感染が起きやすいため、定期的に検査を受けることで安心して生活できます。

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